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社会保障 [健康]

戦後の社会主義思想の拡がりが残したモノは何なのだろう。赤い羽根募金とか助け合いの活動が残したモノは何なのだろう。戦後の物不足の時代、極端な生活困窮者の社会にはびこる乞食が話題になり見るに見かねて生活保護制度ができたらしい。たくさんの市営住宅、都営住宅などが建設され住宅問題の解決に寄与したことは疑う余地が無い。幸いなことに加工貿易による外貨獲得が容易だったので日本の復興発展が可能だったのだと思う。それも変動為替が導入されるまでだった。貿易為替問題によって成長路線は影を潜めてしまった。現在でも一部の途上国にむけては加工貿易による優遇制度を設けていますが基本的に貿易為替問題をないがしろにすることはできない。ここに頭をもたげてきたのが途上国支援や社会保障の充実です。貧困問題格差問題を社会悪のように捉えるようになったのでしょうね。先進国富裕層からの支援が当然のようになり自治権も当然の権利のようになってしまった。お金やモノを与えるだけの餌付け行為が支援であるかのように信じ込まれてしまった。野生動物が餌の獲得方法を忘れてしまうように与えられる餌によって繁殖ばかりが拡がってしまった。餌の獲得方法と餌付け行為の区別が付かなくなってしまうのでしょうね。海外支援や社会保障も同じです。自力で国家建設や地域社会の建設構築発展ができなければそれは餌付けによるモノです。しかし支援によるモノなのか自己の能力によるモノなのかいつしか見えなくなってしまうのでしょうね。支援前提の成長発展開発が自己の能力のように勘違いするようになってしまうのでしょうね。絶対的貧困を捉えて貧困解消格差解消を唱えるのは易しいですが、そこにはびこるのは富裕層と貧困層の仲介を装う貧困ビジネスでしか無いのかも知れません。まじめに頑張るほどにむしり取られる現状に不満が渦巻くようになるのでしょうね。善意からの支援に分配の偏りに不満や怒りが渦巻くようになっていくのだろうね。モラルハザードの始まりです。働くより無心する方が良いとなっていくのでしょうね。海外支援、社会保障の崩壊です。社会主義思想の基本的問題なのだと思います。
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