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株や配当金 [お金]

株や配当金の上昇は企業の資産価値を高めることで安定した経営に結びつきやすい。ただ現在ではその株価や配当金の上昇が際限なく繰り出された余剰通貨によるモノなので余り喜べない。膨大な余剰通貨は低金利で融資され借金できる人、組織だけが低金利で借金を重ね企業買収や不動産などの資産買収に走っている点です。そうして買われた企業などは株主であるファンドの言いなりとなって買収に使われた借金を肩代わりさせられてファンドの意向に従うだけの株価や配当金の上昇、資産価値の上昇ばかりに目が向けられることになります。そうして吸い上げられた資産はファンドの資産として膨れあがるだけです。そこに従業員は存在しません、奴隷の経費のように賃金が支払われるだけです。ファンドは収益を上げることそれ自体が目的ですから固定費である人件費の削減は最優先課題なのでしょうね。NTT法の廃止が騒がれていますがこれも基本的に同じです。日本の弱体化、ファンドの収益上昇に向けられているように感じます。NET環境なども社会インフラなのだから収益よりも公共性が優先されるべき事業です。電力事業では民営化自由化ばかりが進み利益収益ばかりに目が行き事業の公共性安定性などは顧みられること無く大停電に結びついてしまったことは記憶に新しい。逆にNHK、新聞などのマスコミは政党都合などの偏向報道ばかりになって見てて疲れや怒りなどを覚えるモノばかりになってしまったようです。公的資産と個人資産のバランス投機や投資と実需使用者利用者のバランスなど社会の安定を優先すべきのように思います。通貨は基本的にその発行圏内で流通されることを想定して発行されています。日本のような低金利で調達して豪ドルのような高金利地域で運用するようなことは想定していません。またこのようなキャリートレードは通貨の国外持ち出し制限として厳しく管理されるのが一般的ですが日本はザルなのか舐められているのかほとんどできていないようです。
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