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利益分配 [お金]

家内産業から徐々に大きくなって株式会社ができあがった。家内産業の頃は従業員も家族のような存在で企業の利益そのものが分配されていたのだろう。株式会社に変身することで株主と経営者と従業員それぞれの定義づけが行われるようになり、株主は企業の所有者として資本収益を受け取るようになり従業員はコストとして必要経費が賃金として支払われるようになり経営者は企業の利益を株主と分けるように変わっていったのだろうね。ここに従業員の存在は無くあくまで必要経費としての存在であり利益分配から除外されることになってしまった。必要経費だからグローバル化の進展として賃金の安い地域での生産ばかりに目が向けられるようになってしまったのだろう。株主と経営者の分離も家族のような情は消え去り資本収益のためのコストでしか無い従業員に家族経営時代のような利益分配の意識すら消え去ってしまったのだと思う。
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